ThinApp 導入事例、第3弾 「新旧バージョンの連結会計システムDivaSystemを1台のPCで並行稼動」
日本国内での ThinApp 導入事例、第3弾がVMware社から公開されました。(双日株式会社 / 双日システムズ株式会社 )
http://www.vmware.com/jp/company/customers/
PDFの直リンク
http://www.vmware.com/files/jp/pdf/customers/apac_jp_13Q1_cs_vmw_sojitz_JP.pdf?src=vmw_so_vex_tmits_456
双日システムズの取り組み
http://www.sojitz.com/jp/news/2012/20120904.html
このThinAppの導入事例も、また素晴らしい事例だと思います。
事例では、国際会計基準(IFRS)に対応するために、
新旧バージョンのDivaSystemを利用する必要がありました。
同じようなシチュエーションとしては、
・Microsoft Office
・Java Runtime
・Oracle Client
などがあります。
新旧バージョンを利用せざるを得ない環境でも
適用できる好事例ですね。
アプリの仮想化で複数バージョンの混在を乗り越える事が
できる良いケースです。
一番こころに響いたのは、この内容です。
「1台のPC(1つのOS)で複数システムを共存させうるアプリケーション仮想化技術」
「従来のアプローチと比較し、80%を超えるコスト削減と85%を超える作業工数の軽減」
・1台のPC(1つのOS)
OSをまるごと仮想化する、ソリューションとは違い
アプリ仮想化は、OSは1つです。
OSまるごと仮想化する技術としては、MicrosoftのXPMode
VMware Workstation/Player等があります。
・従来のアプローチは、PCを2台用意する。
仮想マシンとして、まるごと別のOSを動作させる。
になります。
どうしても、運用に課題がつきまとう技術でもあります。
ますますアプリの仮想化が普及するきっかけになりそうな予感です。嬉しいです。