2013年8月19日月曜日

アプリケーションの互換性について (Windowsの本当の力を知っていますか?)

アプリケーションの互換性について (Windowsの本当の力を知っていますか?)



Microsoftがアプリケーションの互換性にかける意気込みを知っていますか?

今から3年以上前の記事になりますが@ITの、この記事は、絶対に読んで損は無いです。

Windowsのアプリケーション互換に関して
日本語でここまで、詳しく解説されている物を私は、他に知りません。


[基礎解説]Windowsの互換性テクノロジの仕組み(前編)
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/tutor/wcompat01/wcompat01_01.html

[基礎解説]Windowsの互換性テクノロジの仕組み(後編)
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/tutor/wcompat02/wcompat02_01.html

Windows XP から Windows 7/8へのアプリケーション移行に関して
まずは、無償で利用できる、Application Compatibility Toolkit(ACT)の
知識の有無は、決定的な違いになると思います。
知っているだけで、多くのアプリケーションを Windows 7/8で実行できます。
しかも、基本的には、無料で利用できるのもポイントです。

2013年8月13日火曜日

VMware ThinApp 製品概要と活用 解説書 (日本語 SoftBankBB製) の紹介

VMware ThinApp 製品概要と活用 解説書 (日本語 SoftBankBB製) の紹介

「VMware ThinApp 製品概要と活用 解説書」が
SoftBankBBから無料で公開されています。

※アンケートフォームに情報を入力する必要があります。
 その後、登録したメールにIDとパスワードが送信されます。

https://solution2.it-ex.com/sales/promotion/vmware/product/ThinAppDescription.html

手前味噌的でステマ的な話ですが。

日本語でここまで、解説されている物は、他に無いと思います。
ThinAppに興味がある、どんな仕組みでどんなアプリが動くのか
ライセンス形態は、対応するOSは、の気になる情報が網羅されています。

個人的な見どころとしては、P11で解説されている、Isolation Modeです。
特にこのページのIsolationモードの図は、おすすめです。

「Isolation Modeを制する者が、ThinAppを制する。」といっても過言ではありません。

















目次は、こんな感じです。

1. はじめに
 1.1 本書の位置付け
 1.2 本書の提供について
 1.3 本書の記載事項について
 1.4 改訂履歴
2. アプリケーション仮想化 概要
 2.1 アプリケーションの仮想化とは
3. アプリケーション仮想化製品 VMware ThinApp とは
 3.1 VMware ThinApp 紹介
 3.2 VMware ThinApp 製品概要
 3.3 VMware ThinApp によるアプリケーションのパッケージング
 3.4 アーキテクチャ
 3.5 ThinApp で仮想化できるアプリケーションと仮想化の守備範囲外
 3.6 対応OS
 3.7 ThinApp 単体ライセンスの体系
 3.8 Horizon Application Manager 連携による展開と管理
4. まとめ
 4.1 ThinApp が導入される利用シーン
 4.2 総論
 4.3 参考情報(1) : アプリケーション仮想化の製品比較
 4.4 参考情報(2) : 各種サイト

是非、みなさん読んでみてください。


2013年8月5日月曜日

ThinApp で仮想化した SimpleBrowser の起動が Windows8 だけ遅い問題について (COM OutProcess Serverの制御)

ThinApp で仮想化した SimpleBrowser の起動が Windows8 だけ遅い問題について (COM OutProcess Serverの制御)

ThinAppで仮想化したSimpleBrowser (※1) の起動が、何故かWindows8 だけ遅い問題が発生しました。
空白ページを表示するのに約10秒かかります。

Windows7 等の他のOSでは、まったく問題なく、2秒もかからず表示されます。

(※1)
SimpleBrowserの入手先(フリーソフト)
http://nilbrowser.ifdef.jp/


原因:
Windows8 では、IEコンポーネントを利用したプログラムの実行時に
Shell関連の整合性チェック用のEXEが起動するからです。
そのチェック用のRundll32.EXEが終了するまで、本体であるSimpleBrowserの起動が
ブロックされ、全体で約10秒前後、起動に時間が掛かるようになっています。

Rundll32.exeが起動
起動コマンドラインは、以下になります。
C:\Windows\System32\rundll32.exe shell32.dll,SHCreateLocalServerRunDll {9BA05972-F6A8-11CF-A442-00A0C90A8F39} –Embedding

余談:
COMのOutProcess Serverの実行をVOSで、制御する方法を学ぶ事が重要だったりします。
ThinAppにおける、OutProcess Serverの制御方法が4パターンある事を伝えたいと思い
投稿してみました。
今回の表面上の問題は、起動遅延でしたがそれ以外にも、COM Outprocess Serverで
弊害が発生することがあるので、そんな時は、以下の対処を頭の片隅にでも入れておいてください。