2014年12月29日月曜日

2014年の私的 まとめ


2014年 私的 まとめ

2014年のニュースで個人的に影響があったものを並べてみました。

 ・ Microsoft CEOに サティア・ナデラ 氏 就任
  http://www.microsoft.com/ja-jp/news/exec/nadella/ceo.aspx

 ・ Microsoft Azure 日本にデータセンター開設
  http://azure.microsoft.com/ja-jp/community/japan-datacenter-geo/

  ・検証用PCのSSDが壊れる。。。

3月
 ・ VMware Virtual SAN リリース
  http://www.vmware.com/jp/products/virtual-san

4月
 ・Windows XP サポート終了
 ・Windows 8.1 Update配布開始
 ・りそなホールディングスが、グループ内OA端末3万台をWindows XPからWindows 8に移行
  http://www.microsoft.com/ja-jp/news/Press/2014/Apr14/140402_casestudies_resona.aspx
 ・ VMware vExpertを受賞しました。

5月
 ・ThinApp version 5.0.1 Build 1801916 がリリース
  http://tunemicky.blogspot.jp/2014/05/thinapp-version501-build-1801916.html

  ・Internet Explorer 用セキュリティ更新プログラムの提供
  http://www.microsoft.com/ja-jp/news/Press/2014/May14/140502_updating_InternetExplorer.aspx

6月
  ・VMware Horizon 6リリース
  ・Surface Pro 3リリース

7月
 ・Google Chromebook 日本で企業や教育機関向けに利用可能に
  http://googleforwork-japan.blogspot.jp/2014/07/chromebook.html?spref=fb&m=1

 ・Micorosoft MVP受賞しました。

8月
  ・VMWorld 2014 US 開催&参加  今回のテーマは、「No Limits」
  ・VMware Cloud Volumesを買収
  ・Workspace Portal2.1リリース

9月
  ・ThinApp version 5.1.0 Build 2079447 がリリース
  http://tunemicky.blogspot.jp/2014/09/thinapp-version510-build-2079447.html
  ・iPhone 6 発売

10月
  ・「VMware Horizon 導入実践ガイド」出版される
  http://tunemicky.blogspot.jp/2014/12/vmware-horizon.html

11月
  ・ VMware vCloud Air 国内提供開始
  http://vcloud.vmware.com/jp/

12月
  ・VMware App Volumesリリース
   https://blogs.vmware.com/euc/2014/12/app-volumes-is-here-next-generation-application-delivery.html

  ・ローソン、社員が利用する端末6500台をWindows 8.1に刷新
   http://www.microsoft.com/ja-jp/casestudies/lawson3.aspx

1年間お疲れさまでした。また来年もよろしくお願いします。

書籍紹介 「VMware Horizon 導入実践ガイド」

 「VMware Horizon 導入実践ガイド」



「VMware Horizon 導入実践ガイド」について。

11/13 に発売されましたこちらの書籍ですが
VMware Horizonを中心とした、エンドユーザーコンピューティングの未来が、ここに詰まっています。
そして、未来といっても、もうすでにリリースされている製品ですので、今直ぐに始められます。




私も、豪華執筆陣に囲まれて、初めてThinAppについて
稚拙ながら執筆しました。



VMware Horizon 導入実践ガイド [モバイルクラウド時代のワークスタイル変革]


2014年9月12日金曜日

ThinApp version5.1.0 Build 2079447リリース


ThinApp version 5.1.0 Build 2079447 がリリースされました。


2014年 9月 9日
ThinApp version 5.1.0
Build 2079447

Release Notes
https://www.vmware.com/support/thinapp4/doc/releasenotes_thinapp51.html

4ヶ月ぶりのリリースになります。
過去最高の修正&対応アプリの拡大で安定性が向上しています。
派手な、機能追加はありませんが期待ができそうです。

What's Newの中から気になるところだけ抜粋:
 ・IE11を仮想化できるようになった。Windows7クライアント限定
 ・ThinAppパッケージの管理
  グループポリシーを利用して、展開済みのパッケージの設定を変更できるようになりました。
・AppSyncのパラメータ
・AppLinkのパラメータ
・エントリーポイントのショートカット作成先
※これまでは、Package.iniファイルを変更して再Build&再展開が必要でしたが、
AppSync、AppLink,Shortcutsの設定に関しては、GPOで変更できるように進化。

・ThinDirectの強化
ネイティブブラウザとして、Firefoxに対応しました。
これまでは、仮想アプリとしてのFirefoxは、サポートされていましたが、更に一歩進んで
ネイティブブラウザとしてインストールされているFirefoxから仮想アプリブラウザを起動できるようになりました。



・Package.ini 新規パラメータ追加
SandboxWindowClassName
ウインドウクラス名を分離できるようになった。

VMware End-User Computing Blog
http://blogs.vmware.com/euc/2014/09/vmware-thinapp-5-1-release.html

※既にThinAppedしている仮想アプリのVOS部分をバージョンアップする場合は
こちらの投稿を参照ください。

「ThinApp で仮想化したアプリのバージョンアップについて」

1.ThinApp自体のバージョンアップ
http://tunemicky.blogspot.jp/2012/06/thinapp.html


2014年7月16日水曜日

Horizon View Client 3.0 仮想化 レシピ

Horizon View Client 3.0 仮想化 レシピ

Horizon View Client の3.0がリリースされましたので、ThinAppで仮想化する手順について、記載したいと思います。
Horizon View Client 3.0 (32bit windows版)

Horizon View Clientは、比較的簡単に仮想アプリ化できるので、お勧めです。

メリット:
・インストールする必要がない。(直ぐに利用できる。)
・WindowsベースのThin Clientでも、実行できる。

デメリット:
・USBリダイレクト機能が利用できない。
(ある意味、セキュアだったりするので、メリットになるかもです。)

パッケージング環境:
 Windows 7 SP1 x86
  ThinApp ver5.0.1
  VMware Horizon View Client for 32-bit Windows version 3.0.0
  (VMware-Horizon-View-Client-x86-3.0.0-1887158.exe)

特記事項:
Windows7 環境は、クリーンな環境を利用します。
キャプチャ中は、余計な動作をなるべく阻止する事とパフォーマンスを
高めるために、以下の設定を行っています。

※必須では、ありませんが、純粋にView Clientのインストールによる変更点だけを
キャプチャしたい為。
これらを無効にしなくても、問題なく動作するパッケージは作成できると思います。

  ・Windows Update  無効化(サービスの設定で停止&無効)
  ・Windows Defender 無効化(サービスの設定で停止&無効)
  ・Windows Search  無効化(サービスの設定で停止&無効)
  ・スクリーンセーバー 無効化
  ・ネットワーク 無効化 (仮想マシンのNICを切断)
  ・省電力モード 無効化


動作確認環境:
 Windows 7 SP1 x86
 Windows 8.1 x64

2014年7月7日月曜日

Windows7 / 8 で VB5製アプリ起動時に、エラー「MSVBVM50.dllが見つかりません。」が発生する

Windows7 / 8 で VB5製アプリ起動時に、エラー「MSVBVM50.dllが見つかりません。」が発生する。

Windows 7 / 8.xでVB5で作成された、EXEやDLL、OCXを利用したアプリ起動時にエラー「MSVBVM50.dllが見つかりません。」が発生する場合があります。

症状は、エラーメッセージが表示される場合と、EXEをダブルクリックしても
何も動かない、何もエラーメッセージが表示されない場合など、複数のケースがあります。

また、類似の症状としては、起動しても、日本語部分が文字化けしてしまう事もあります。


原因は、MSVBVM50.dllを読み込むことができないためです。
VB5で作成されたアプリは、MSVBVM50.dllが必須になります。

Windows 7 / 8には、VB5のランタイムの中核である、MSVBVM50.dllが含まれていません。
Wiindows XPまでは、標準でインストールされているため、別途入手しなくても
それなりに動作していました。

起動しても、日本語部分が文字化けを起こす場合は、VB5の日本語リソースの入ったVB5jp.dllが必要です。


2014年7月4日金曜日

Microsoft MVP 2014 (7月期) を受賞しました

Microsoft MVP 2014 (7月期) を受賞しました。



おかげ様でMicrosoft MVP 2014 アワードを頂きました。
ありがとうございます。

今年も受賞できるなんて思ってもいませんでした。
本当に光栄です。

カテゴリーは、引き続きApp-Vです。
App-VのMVPは世界で18名、その中で日本からは1名)

このBlogを読んでいただいている方々にも感謝感謝です。ありがとうございます。


大好きな、仮想アプリケーションの分野の
App-VでMVPを頂き
ThinAppでvExpertを頂き
本当に嬉しいです。仮想アプリケーションをもっともっと普及させるために
出し惜しみしないで、どんどん情報を発信していけたらいいな。と強く思っています。

これからも、よろしくお願いします。


2014年6月27日金曜日

まとめ:Office2010 / 2013 と Windows (Vista / 7 / 8 / 2008 / 2008 R2 / 2012) の汎用ボリュームライセンスキー




Office2010 / 2013  と Windows (Vista / 7 / 8 / 2008 / 2008 R2 / 2012) の汎用ボリュームライセンスキー 
Windows Vista以降、Office 2010以降から、アクティベーションの方法が変更になっていますが、KMSを利用する場合関係ありそうな、
汎用ボリュームライセンスキー (GVLK) について、まとめてみました。


Office2013シリーズ
 
製品
汎用ボリュームライセンスキー
Office 2013 Professional Plus
YC7DK-G2NP3-2QQC3-J6H88-GVGXT
Office 2013 Standard
KBKQT-2NMXY-JJWGP-M62JB-92CD4
Project 2013 Professional
FN8TT-7WMH6-2D4X9-M337T-2342K
Project 2013 Standard
6NTH3-CW976-3G3Y2-JK3TX-8QHTT
Visio 2013 Professional
C2FG9-N6J68-H8BTJ-BW3QX-RM3B3
Visio 2013 Standard
J484Y-4NKBF-W2HMG-DBMJC-PGWR7
Access 2013
NG2JY-H4JBT-HQXYP-78QH9-4JM2D
Excel 2013
VGPNG-Y7HQW-9RHP7-TKPV3-BG7GB
InfoPath 2013
DKT8B-N7VXH-D963P-Q4PHY-F8894
Lync 2013
2MG3G-3BNTT-3MFW9-KDQW3-TCK7R
OneNote 2013
TGN6P-8MMBC-37P2F-XHXXK-P34VW
Outlook 2013
QPN8Q-BJBTJ-334K3-93TGY-2PMBT
PowerPoint 2013
4NT99-8RJFH-Q2VDH-KYG2C-4RD4F
Publisher 2013
PN2WF-29XG2-T9HJ7-JQPJR-FCXK4
Word 2013
6Q7VD-NX8JD-WJ2VH-88V73-4GBJ7

Office2010シリーズ
 
製品
汎用ボリュームライセンスキー
Office Professional Plus 2010
VYBBJ-TRJPB-QFQRF-QFT4D-H3GVB
Office Standard 2010
V7QKV-4XVVR-XYV4D-F7DFM-8R6BM
Access 2010
V7Y44-9T38C-R2VJK-666HK-T7DDX
Excel 2010
H62QG-HXVKF-PP4HP-66KMR-CW9BM
SharePoint Workspace 2010
QYYW6-QP4CB-MBV6G-HYMCJ-4T3J4
InfoPath 2010
K96W8-67RPQ-62T9Y-J8FQJ-BT37T
OneNote 2010
Q4Y4M-RHWJM-PY37F-MTKWH-D3XHX
Outlook 2010
7YDC2-CWM8M-RRTJC-8MDVC-X3DWQ
PowerPoint 2010
RC8FX-88JRY-3PF7C-X8P67-P4VTT
Project Professional 2010
YGX6F-PGV49-PGW3J-9BTGG-VHKC6
Project Standard 2010
4HP3K-88W3F-W2K3D-6677X-F9PGB
Publisher 2010
BFK7F-9MYHM-V68C7-DRQ66-83YTP
Word 2010
HVHB3-C6FV7-KQX9W-YQG79-CRY7T
Visio Premium 2010
D9DWC-HPYVV-JGF4P-BTWQB-WX8BJ
Visio Professional 2010
7MCW8-VRQVK-G677T-PDJCM-Q8TCP
Visio Standard 2010
767HD-QGMWX-8QTDB-9G3R2-KHFGJ

2014年6月13日金曜日

ThinAppで仮想化したアプリのIME問題について(重要)

ThinAppで仮想化したアプリのIME問題について(重要)

ThinAppで仮想化したアプリケーションを利用していると
IMEの変換や単語登録した物が変換候補に表示されない問題が発生することが多々あります。

日本でThinAppを利用する場合は、必須のTipsなので必ず対処した方が良いと思い
公開する事にしました。


症状は色々とありますが、代表的なケースは、
「IMEの変換候補に辞書登録した物が表示されない」
になります。

結論としては、IMEのユーザー辞書ファイル(IMJPxx.dic)がSanboxに迂回されるために
物理側にあるユーザー辞書ファイルとのやり取りで問題が発生するためです。
対処方法は、IMEのユーザー辞書ファイルの格納されているフォルダの
DirectoryIsolationModeをMergedにすることで対処可能です。

具体的な対処方法は、プロジェクトフォルダの%AppData%に
Microsoft\IMJP10フォルダを作成し
##Attributes.iniファイルのDirectoryIsolationModeをMergedに設定した後に
再Buildを行います。




2014年5月19日月曜日

ThinApp version5.0.1 Build 1801916リリース


ThinApp version 5.0.1 Build 1801916 がリリースされました。


2014年 5月 13日
ThinApp version 5.0.1
Build 1801916

Release Notes
https://www.vmware.com/support/thinapp4/doc/releasenotes_thinapp501.html

バグフィックスがメインです。
新しい追加機能は、ありませんが安定性が向上しています。

・Package.iniファイル設定値に大文字・小文字の区別がなくなりました。
 ケアレスミスによる、設定値の間違いが大幅に減りそうです。

・SetupCaptureの画面に、KBのリンクが貼られました。
 事前に仮想化するアプリの情報を入手しやすくなっています。

・Package.ini の初期値に以下の2つのオプションがコメントアウト状態で追加されています。
 ChildProcessEnvironmentDefault
 ChildProcessEnvironmentExceptions
 ※今までは、自分で追加していましたが、コメントを外して、設定値を追加するだけなので
  タイプミスのリスクが減っているので、歓迎です。


VMware End-User Computing Blog
http://blogs.vmware.com/euc/2014/05/vmware-thinapp-5-0-1-minor-release-number-notable-features.html

※既にThinAppedしている仮想アプリのVOS部分をバージョンアップする場合は
こちらの投稿を参照ください。

「ThinApp で仮想化したアプリのバージョンアップについて」

1.ThinApp自体のバージョンアップ
http://tunemicky.blogspot.jp/2012/06/thinapp.html


2014年4月11日金曜日

VMware vEXPERT 2014 受賞しました。

VMware vEXPERT 2014 受賞しました。


おかげ様で、今年もVMware社よりvEXPERT 2014 アワードを頂きました。
本当に嬉しいです。(世界で754名)

アプリケーション仮想化のEvangelistとして
今まで以上に頑張りたいと思います。

去る2014 年 4 月 9 日 (日本時間)に、Windows XP のサポートが終了しました。
Windows XPに縛り付けられているために、Windows 7/8に移行できない大切なアプリケーション達をアプリケーション仮想化テクノロジーで、新しいOS環境に移行することが私の使命の一つです。

早いもので、去年の受賞から、1年経ちました。
継続できて本当に嬉しいです。

ご協力頂いた方々、お客様、このBlogを読んで頂いている方々
本当にありがとうございます。

また、来年嬉しい報告ができるよう、今年も頑張ります!

・vEXPERT 2014



2014年3月28日金曜日

Windows の サービスパックを偽装する方法(Windows XP SP2にOffice2010を無理やりインストール)




Windows の サービスパックを偽装する方法について
(Windows XP SP2に Office2010 を無理やりインストール)


Windowsには、サービスパックがありますが、色々な事情で
サービスパックのバージョンを偽装したいことがあります。
例えば、WindowsXP SP2にOffice2010をインストールする等
もちろんサポートされていないので、ご注意ください。

今回の内容は、無理やり、サービスパックのバージョンを偽装する方法です。
Windowsが壊れる可能性がありますので、十分注意してください。



2014年1月31日金曜日

ThinApp ライセンスキーと表示名の更新方法について


ThinApp ライセンスキーと表示名の更新方法について


はじめに:

ThinAppの評価用ライセンスには、利用期限が設定されています。
期限を過ぎると、こんなメッセージが表示されます。



利用期限を過ぎた仮想化したアプリを起動すると、こんなメッセージが表示されます。
---------------------------
License problem
---------------------------
Your runtime license has expired.